今回は私が以前行ったFXのコンサルで実際に結果がでた方法について紹介します。
私自身、20代のときにFXや先物取引でボコボコにされました。
そんな経験を活かして現在は頼まれたら一部の人にコンサルをすることがあります。(基本的には自分のトレードを優先していますので、時間が空いている時にという感じです)
今回はとある主婦の方をコンサルした中で結果のでている手法を紹介しますので、参考にしてみて下さい。
FXで地獄をみた主婦でもできた手法
この主婦の方は利益確定と損切りのバランスが悪く、損大利小の取引になっていました。
明確なルールがなく取引しているとそのようなトレードになりがちです。
そのうち大きな損失となり、結局100万円くらいの大事な貯金を溶かしてしまっていました。
私自身、いろんなロジックを使ってトレードしていますが、その中でもFXで地獄をみた主婦でもできた方法の1つを紹介します。
これはダイバージェンスという逆行現象を利用したトレード手法になります。
まずはチャートをご覧ください↓
見づらい場合は画像クリックで拡大してみて下さい。
こちらはMT4というチャートソフトで、ドル円の5分足を表示しています。(基本的にはどの証券会社でも同じようにみることは可能です)
下にでている赤と青の波はオシレーター系のテクニカルで、
RSIとストキャスティクスというものになります。
RSIとは
「現在の相場は上昇と下降、どちらに傾いているのか?」を表した指標です。つまり、「買われすぎ」「売られすぎ」を数値化して、相場の強弱を教えてくれます。一般的には30%以下で売られすぎ、70%以上で買われ過ぎと判断します。
ストキャスティクスとは
ストキャスティクスもRSI同様に売られすぎ、買われ過ぎを判断するための指標です。どちらも過去の価格から計算されますが、計算方法に違いがあります。
今、縦の赤線で引いている所はチャートの山と谷で、とりあえず3つだけ引きました。
まず見て欲しいのはチャートの動きと下のRSIとストキャスティクスの動きがほぼ同じようになっているという所です。
山の所では山になり、谷の所で谷になるという具合です。
で、価格が上がると下のオシレーター指標も上がっていくというのが普通です。
ダイバージェンスは逆行現象
では次のチャートを見てみて下さい↓
こちらをみると、チャートの山と谷は下のオシレーター指標と合っていますが(黄色の縦線のところ)、チャートの価格とRSIやストキャスの動きが逆行しています。
チャートの価格は上がっているのに、下の指標は下がっているという具合です。
逆行がわかりやすいように水色の線を引いています。
ポイントとしては、RSIとストキャスの両方がチャートと逆行していることです。
このような逆行が起こるのは、その後相場が反転しやすいことを示唆しています。
実際に上のチャートでもその後反転しているのがわかると思います。
これを利用してトレードするわけです。
今見ているのはドル円の5分足チャートですが、このようにトレードチャンスはそこそこあります。
他の通貨ペアも見ておけばもっとチャンスは多くなります。
FXで地獄をみた主婦が復活した
コンサルではこういった具体的な方法をはじめ、メンタルや資金管理なども話したりするのですが、私が教えた主婦の方は負けまくって地獄をみていたところから復活できました。
この手法だけでもかなり優位性は高いので、FXで結果がでないという方はお試しいただきたいと思います。
RSIとストキャスについては設定値があって、RSIだと初期値で9とか14とかになっていることが多いです。これに関しては自分のよく見る時間足で最適になるように合わせてみていただくとよいです。
FXプライム byGMOのプライムチャートというのがおすすめですが、見やすいものでやってみて下さい。
ちなみに、このダイバージェンスの方法はどの時間足でも使うことは可能ですが、私は5分足や15分足など、わりと短い足でのトレードを推奨しています。
長い時間足でも使うことはできますが、長い時間足の場合は別でもっと効率的な手法があるからです。
次にその方法を紹介します。
相場の明確な転換点を利用するロジック
長い時間足で使うこのロジックは次のような人に向くものです。
・あまりチャートを見る時間がない
・大きく稼ぎたい
・裁量をはさまずに機械的にできるものがいい
・できるだけ簡単、わかりやすいものがいい
これだけ見ると、メチャクチャいい!と思われるかもしれませんが、あえてデメリットを挙げると、
・数日から数週間のスイングトレードになるので、こまめに売り買いしたい人には向かない(性格の問題です)
・通貨ペアを増やしてポジションを持つとなるとそこそこの資金があったほうがいい
・数日から数週間保有している間に戦争やテロ、地震などのリスクもある
FXの場合は先物や株と違って、損切りしようと思えばすぐにできるのであまりデメリットにはなりませんが、テロなどが起きたりすれば為替などは動くリスクはあります。(基本的にはデイトレーダー以外はそれなりに影響をうけます)
どんなロジックか
簡単に説明のチャートを出します。
このチャートはドル円の日足になります。
赤〇で売って、青○で買います。
1番左の赤〇から次の青○のところまで約28本の足(1ヶ月ちょっと)で260pipsくらい取れています。つまり1日平均で9~10pipsということです。
どのくらいの値動きがあるかにもよるのですが、だいたい月平均すると200pipsくらいは1つの通貨ペアで取れています。
手法としては、相場の転換点を捉えて売買します。
転換点というのは、
- ここを超えると上昇トレンドから下降トレンドに変わる
- ここを超えると下降トレンドから上昇トレンドに変わる
というところです。
チャートに赤〇や青〇をつけているところがそのポイントになります。
この図で説明すると、①~⑤は上昇トレンドの押し目になります。(下降トレンドの場合は逆で、戻り高値になります)
青○でエントリーするというのもありですが、私の転換点ロジックではオレンジ〇でエントリーします。
なぜか?
それは、多くの人がそこであきらめるからです。
基本的に上昇トレンドであれば押し目、下降トレンドであれば戻り高値に注目するようにして下さい。
そこに「多くの人があきらめるポイント」があるからです。
今、あなたが見れるチャートを開いてみてもらえば、多くの場合、
過去のどこかの高値や安値のあたりで反発したり、抜けてそちらに走ったりしているはずです。
こんな感じです。
なぜこのようになるのかというと、そこを意識している人が多いからに他なりません。
ですから、このポイントに注目してトレードするというのはとても勝率のよい、理にかなった手法になります。
この手法は動画でも解説しており、私のyoutubeの動画の概要欄からご覧いただけます。※そこそこ長いですが、それだけ重要です。
ここまで書くと、ある程度FXでの取引歴のある方であればピンとくるかもしれません。
そうでない方でも、そのポイントに注目して見ていって、検証していけば意味がわかってきて勝てるようになるでしょう。
私もこのロジックを使って現在もトレードしています。
はっきり言って、これだけで専業トレーダーになることすら可能です。
この手法はどの通貨ペアでもできますので、いろんな通貨ペアで取引することでもっと大きく稼げますし、リスク分散もできます(その分資金は必要になりますが…)
1度ご自身でチャートを見て、水平線を押し目や戻り高値の部分に引いてみて下さい。
さきほどの図を意識しながらやってもらうといいと思います。
世の中には高額なのに大して稼げない、詐欺のようなシステムやロジックばかりです。
私も昔はそういうものに多くのお金を使いましたが、本当に無駄です。
このサイトに来ていただいたのも何かの縁。
本当の勝ち組になってもらえたら嬉しいです。