今回はハイローオーストラリアのチャートがMT4とずれる?という話と、おすすめのMT4やその設定について紹介します。
MT4って世界共通で使われている最もメジャーなチャートソフトですが、実は同じMT4でも同じチャートになるとは限らないんですね~。
ハイローオーストラリアがMT4とずれる?
よく質問としてあるのが、ハイローオーストラリアの判定チャートと、自分の見ているMT4のチャートが合わないんですけど。というものです。
こういうことがあると、ハイローオーストラリアがレートをいじってる!というように騒ぎ立てる人もいるのですが、これはサーバーの問題によるものが大きいと思います。
確かに勝つか負けるか微妙なときというのは無理やり引き分けになる場合もありますし、どこのMT4とも完全に一致するということはありませんが(笑)
MT4がずれるのはサーバーの影響!?
下のチャートは楽天MT4とFXTFのMT4を比べたものです。
ドル円の1時間足で、↓の部分を見て下さい。
例えば、1番左の↓ですが、ヒゲの長さやローソク足の形が違うのがわかりますよね?
1時間足レベルでこれということは、1分や5分など短い時間足で見るともっと大きな違いということです。
なぜこのようになるのかというと、それぞれの会社がレート表示するために使っているサーバー(レート提供会社)などの影響が大きいと考えられます。
MT4がずれるのを少なくするおすすめのFX会社
ずれるのを少なくするには、ハイローオーストラリアがレートを表示するために使っているのと同じものを使っているMT4の会社を使うことです。
ハイローオーストラリアの判定レートの配信元はFXCM社とレバレート社となっています。(公式サイトより)
FXCM社のデモ口座を開設しておくのはよいですが、公式サイトをみればわかりますが全て英語でハードルは高いです(-_-;)
なので、ハイローと同じ配信元を使っているFXTFのMT4を使うというのは1つの手です。
公式サイトにはこのように書かれています。
ハイローオーストラリアと同じく、レバレート社とFXCM社になります。
もちろんFXCMでもFXTFでもハイローと100%一致ということはないですが、他を使うよりはズレにくくなります。
FXTFのMT4についてはこちらも参考にしてみて下さい。
MT4がずれるという前にレバレッジを見てみよう
MT4と値動きがずれてる!という前にもっと見るべきポイントがレバレッジです。
これはGOLDをローエントリーをした時のものですが、ベットする時にハイかローのボタンを押すとこのように価格差が出ていることがあります。
ハイは1305.26なのにローは1305.22です。
本来は同じ価格です。
つまり0.04不利なところからスタートしなければいけないわけです。
これ、画像見てもらえばわかるように「HighLow」ですからね。
「HighLowスプレッド」ならこのようなこともわかりますけど(笑)
エントリーするときにはMT4のずれよりもスプレッドはよく見るようにして下さい。
なんだよそれ~ハイローオーストラリア汚いよ~と思われるかもしれませんね。
私もそう思いますよ。
ただ、これに気付いたらエントリーしないという選択もできますし、それ以上に価格が動くと思えばエントリーすればよいわけです。不利なことは間違いありませんけどね。
で、なぜスプレッドが発生しているかというと、私の経験上ではある程度大きなポジションがその判定時間に偏って入っている時に起こります。
上のGOLDの場合だと、この判定時間でローエントリーをベットしている総額がけっこうあるということです。100万円以上くらい偏りがあると起こると感じてます。
MT4のおすすめの設定とは
MT4を見ていてズレるというのはMT4の設定・環境の問題もあるかもしれません。
MT4はいつでも快適に動作するわけではないです。
- ネット回線が遅い
- パソコンのスペックが低い
- チャートをたくさん開いている
- インジケーターをたくさん追加して表示している
- 使っているFX会社のサーバーが弱い
このあたりが影響して、表示がリアルタイムより遅れたりフリーズしたりすることがあります。
回線速度
回線速度はこちらのサイトでダウンロードスピードを計測してみて下さい。
最低でも10Mbpsくらい欲しいですし、理想は30Mbps以上です。
パソコンのスペック
パソコンのスペックはCPUはcorei3以上が望ましいです。
メモリは4G以上あるといいです。
リアルの世界で例えるとCPUは処理速度で、メモリは机の大きさと言われます。
メモリが大きければ同時に色んなソフトを起動していてもフリーズしにくいです。
チャート・インジの多さ
チャートをたくさん開いていたり、インジケーターをたくさん追加していると重たくなります。
特にインジケーターの中にはメモリを多く使うものもありますので、そのようなものを使っていると重くなります。
これもパソコンのメモリが大きければ重くなりにくいですけどね。
MT4に初めから搭載されているインジの場合はあまり起こりませんが、あとから追加したカスタムインジの場合は起こることがあります。
またMT4のローソク足の数も影響するので、
ツール→オプション→チャートと進んで、最大バー数という所を確認しましょう。
チャートの最大バー数20000とかになっていると遅くなったりします。
ここは過去検証したいときだけ増やすといいですよ。
FX会社のサーバー
使うFX会社のサーバーが弱いということもありえます。
特にデモ口座の場合はリアル口座のサーバーよりも弱いことがあるので、あまりおすすめしません。
またデモ口座は期限があって、そのたびに作り直す手間もありますし。
リアル口座の場合はOANDAのMT4がいいと思います。
オープンオーダーという、MT4上で注文状況がわかるインジが無料で使えるのは大きいので。
注文状況がわかれば、そこで一旦反発しそうとか、抜けたら価格が走りそうだなとかの予測が付けやすいです。
また水平線のラインを引くときに「ここでいいのかな?」と思いながら引く人は、ラインの有効性を確かめることもできるのでおすすめです。
今回はMT4がズレる件について取り上げてみました。
参考になれば幸いです^^
皆さんは、「確かにこのやり方ならいけそう!」という手法がありますか?
それがわからない、見当たらないから困っているという方は多いと思います。
そして、世の中には有料無料含めて多くの手法がありますが、何が自分に合うのかは「実際に試してみないとわからない」ということもあるかもしれません。
このマニュアルは相場を見るためのコンパスのようなものだと考えています。
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