こんにちはraiです。
今日はFXチャートの波動分析の3つめ「値幅」について解説したいと思います。
今回の話を理解し頭の片隅のに置いておくと、エントリー時にどこまで利を伸ばすのか、どうなったら危ないのかということがわかってくると思います。
そして波動分析で取り上げた3つを総合的に判断できるようになると、より精度の高いトレードが可能となりますので参考にしてみて下さいね。
FXチャートの波動分析「値幅」とは
チャートの波というのは一直線に上がったり、下がったりせずに必ずジグザグとした波になります。
この上げ幅、下げ幅を考えるときに参考にしたいのが計算値になります。
ちょっと見にくいかもしれませんが、
黒線:チャートの動き
赤線:値幅を図るための水平線
水色線:水平線の間隔を測る線
となっています。
それぞれの水色線は同じ長さだと考えて下さい。
下の図の①から②の値幅と③から④の値幅がほぼ同じという事です。
例えば、下の図の緑〇でロングエントリーしたとします。
この時どこを利確の目標にするのかを、N計算値を使って予測するわけです。
もちろん直近高値を目指したり、キリ番や、前日高値など色々と利確目標を置くことはできますが、そういう目安がないということもあります。
この時にこういう計算値を使うわけです。
私の場合はN計算値とE計算値をよく使っています。
FXチャートの波動分析を実際のエントリーで使うには
波動分析のはじめの記事で言いましたが、FXチャートの波動分析は
- 時間、周期
- 形状
- 値幅
この3つを総合的に見て分析します。
今、赤丸の位置にいたとします↓
①ここで上昇Nの波形をイメージします。そのまま緑線のようになるイメージです。
②この時、どのくらいの値幅が取れそうかを計算値を用いて予測します。
③あとはそこに向かう周期を観察します。
どのくらいの時間で到達するのか?遅くなるとキレイなN字波形にならずに失速して押し目を作ったりします。
その後上昇して目標値までくればよいですが、想定したキレイな状態(時間、周期)で来なければ一旦決済して様子を見るという判断も可能です。
それが先日ツイートしたこのチャートと、手書きの図です↓
初めの投稿の画像を貼り忘れるという失態(笑) pic.twitter.com/C8crTMue1I
— RAI@トレーダー (@RAI_Fx_Trader) 2019年1月11日
サインツールの仕分けにも使える
トレンドフォロー系のサインなどは、ダマシをいかに避けるかが重要になります。
ダマシを避ける判断基準として、その時点での波形を見てみるとよいです。
サインが出た箇所が拡大波形になっているような場面もあり、そのような場合はエントリーを避けるのが賢明な判断です。
またN字の波形になりそうな場面だとしても、すぐ近くに意識されそうな抵抗線がある場合もあります。もちろんそういう場合も避けます。
さらにいうと、その箇所を上位足で見たときにどの位置にいるのか?
上位足で拡大波動になってないかなども確認するとなお信憑性の高いエントリーが可能になります。
FXチャートの波動分析まとめ
波動について理解していると、エントリー根拠、決済根拠の1つの武器として有効です。
もちろんこれだけでエントリー、決済を行うわけではなく、他の根拠ももちろん合わせて見ていく必要がありますが、知っていても損はないので意識してチャートを見るようにしてみて下さい。
特にNの波形は重要ですし、実際にトレンドの初動からいったんの終焉を迎えるまで、こんな値動きになることは多いです。
上昇する値幅、周期、形をよく見て下さいね。
こういう感じ↓
これがわかると大きな視点でチャートを見ることができ、目先の値動きにも右往左往しにくくなりますよ^^
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