FXのリスクを理解しておきましょう。
①為替レートが変動するリスク
当然ですが、為替のレートが変動することにより、自分の保有しているポジションがプラスになることもあれば逆になることもあります。運用する金額にもよりますが、保有ポジションが想定していた方向とは逆にいってしまいマイナス(含み損)を抱えてしまった場合、そこで決済すれば損が確定します。
確定させずに耐えていたものの、含み損が元本を割り込むと強制的に決済されます。(それ以上損失を膨らまさないため)
②金利差が変わるリスク
各国の金利差を使って利益をだす方法のように金利差を狙って長期的にポジションを保有する方法もありますが、金利は状況によって徐々に変わりますので、それによっては毎日もらえていたものが、逆に毎日支払うなんてことになるかもしれません。基本的にはいきなりなりませんので、その時にポジションを決済すれば済みそうですが、保有した時との為替差によっては大きな含み損となっていて決済しにくい状況になることも考えられます。
③注文が約定しないリスク
FXの場合は取引されている金額が大きいのでよほどマイナー通貨(あまり取引されていない通貨)でない限りはほとんど起こらないリスクですが、ごくごくまれにあります。
急騰、急落時などで売り買いどちらかの勢力が一方的に強い場合は起こりえます。
注文は売る人と買う人がある値段で一致して初めて取引成立となりますのでそういう事態になってしまうのです。
④機械トラブルのリスク
これはネットを使っての取引がメインとなりますので、パスワードが流出したり、パソコンがフリーズしたり、停電したりとか、取引会社のサーバーがダウンしたりなどが考えられます。
パソコンのフリーズ、故障などは秒単位の取引をするような上級者でない限りは、そこまで大きな影響はでないかもしれませんが、ポジションを持っている時にこのようなリスクが起こる可能性があることは頭に入れておいたほうがよいでしょう。
⑤心理的なリスク
私自身はこれがもっとも大きいんではないかと考えています。
「自分のルールを持って取引ができない」というリスクです。
なんとなくポジションを持ってしまうと利益が出るとすぐに利益確定しておきたくなり、逆にマイナスになっても「そのうち戻ってくるだろう」と耐えてしまいます。戻ってくればよいのですが、そうでないことも当然ありますし、戻らないと資金的に強制的にロスカットされるところまでいってしまうかもしれません。
これを防ぐにはポジションを持つ前に利益確定と損切りのポイントを決めておくことです。そしてその通り実行することです。これをできるかどうかは自分との戦い(マインドの問題)になります。
あとは上の状態がクリアできて慣れてくると、自分の勝てるパターンというものが出てきますが、だんだんとそれ以外にも取引したくなってきます。ポジションを持ちたがるというところからポジポジ病などと言われますが、ここでも己との戦いになります(笑)
中途半端な取引はしない、新しくしたい場合はデモなどを使って検証してから行う。といったことを焦らずに進めていくことで無駄な損失を防ぐことにつながります。
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