今回はオシレーターと言われる指標の効かない場面について紹介します。
オシレーター指標として有名なのはMACD、RSI、RCI、ストキャスティクスなどありますが、これに頼っていて
大負けした!
全然効かないじゃないか!
という経験はないですか?
そもそもオシレーター指標とは?
オシレーターとは「振り子」のことで、行ったり来たりする指標です。
相場の強弱、行き過ぎなどを表してくれる指標になります。
MT4などのチャートソフトで下のほうに表示するやつです。
オシレーター系の指標はそもそも単独で使うものではなく、他のものと組み合わせて使うのが普通です。
でもなぜオシレーター系の数値が信用できない場面があるのでしょうか?
FXのオシレーター指標を使うのが危険な場面とは?
オシレーター指標は相場の行き過ぎを見るもので、基本的にはそれを見て逆張りを考える人が多いのではないでしょうか?
例えばRSIが70%以上あれば買われすぎと考えて「売り」からエントリーを考えるということです。
ただ、次のチャートのように張り付いてしまうようなケースもあります。(赤枠部分)
張り付いたかどうかは結果を見てわかることであって、行き過ぎレベルに達した時点でわからなければ対処はできません。
では何を見たらこういう状態を避けることができるのか?
FXのオシレーター指標にだまされないために
オシレーター指標にだまされないという言い方も少しおかしいのですが(笑)、うまく利用することについて見るべきポイントを紹介します。
オシレーター指標を見るのに大事なことは「トレンド場面では使えない」(普通は)ということです。
大事なことなのでもう1度「トレンドは危険」です。
計算式を知る
まず初めに、これはどの指標にも言えることですが、どういう計算でこの数値が出ているのかを知っておく必要はあります。
それがわかれば「どういう時が危ないのか」「どういう特徴があるのか」ということは自然とわかるからです。
そのうえで、注意すべきポイントです。
レンジブレイクが直前にないか
最も多いパターンがレンジブレイクです。
レンジが続いた後、勢いよく一方方向に進む場面ですね。
オシレーターというのは振り子ですので、レンジ場面では強いですが、トレンドが出始めると途端に効かなくなります。
レンジブレイクというのはトレンドが出始める、最も勢いのあるところですので、こういうところで逆張りすると一瞬で刈られます(笑)
先ほど出したチャートもレンジが続いた後のブレイク場面です。
なので直前にレンジがあるかどうかというのは見ておくようにしましょう。
チャートパターンがないか
チャートパターンが完成した後というのも要注意です。
とにかく「トレンドが発生する可能性がある」からです。
例えば3尊のパターン。
完成したあとの赤丸のところはエントリーポイントになります。
こういう場面を狙っている人は多いですから、ここでオシレーターが「行き過ぎ」の指標を示したとしても危険ということです。
チャートパターンについてはこの記事も参考にして下さい↓
ボラティリティがないときも注意
ボラティリティに関しては前の記事でもお伝えしたのですが、ボラティリティがないときというのも危険です。
これはトレンドが出ているというよりも、そもそもオシレーターの計算式が当てにならない可能性が高いからです。
FXのオシレーターが効かないことのまとめ
今回紹介した方法で
オシレーター効かないじゃないか!
という事態を避けて、うまくトレードに利用してみて下さい。
「トレンド状態はとにかく危険」ということがわかっているだけでも大ケガは防げるのではないでしょうか^^
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