今回はチャートを見る上で抑えたいポイントについて解説します。
これを抑えることで安定したトレードができるようになってきます。
環境認識などと呼ばれます。
ポイント1 流れを確認する
チャートはどの時間足で見るのがよいかといえば、長い足(週足、日足、4時間足など)で見ることをオススメします。
長い足をパッと見たときにトレンドかレンジかを確認します。
トレンドは値動きが出ているときで、レンジは同じくらいの価格帯でいったりきたりしている状態です。
今がどのような流れになっているのかを確認します。
このチャートはドル/円の日足です。
黄色で囲ったところはレンジです。
他にもトレンドラインを引くことで斜めのレンジなども確認できますが、これは自分が納得&確認できれば問題ないです。
絶対的な正解はありません。
大きな流れとしては「右下がり」というのがわかります。
簡単に判断するにはボリンジャーバンドを表示させるとわかりやすいです。
まず、緑の太線はボリンジャーバンドの中心線で21日移動平均です。
これの傾きを見ます。これだけでも大まかに流れは掴めます。
ポイント2 始まりか終わりかを見る
チャートはトレンド→レンジ→トレンドと繰り返していきます。
トレンドには始まりがあり、やがて勢いが無くなってきて終わります。
するとレンジが始まり、売り買いそれぞれが戦ったり、様子見する状態になります。
これが決着するとまたトレンドが始まります。
今がどのくらいの位置にいるのかをチャートから確認するようにします。
なぜこれを確認するのかというと、トレンドの始まりに乗ろうとすると「だまし」という状態に遭い、実はトレンドではなかったということもあります。
※だましとはレンジからブレイクしたように見えてまたレンジに戻るような動きを言います。
レンジブレイクした!と思って飛び乗るとすぐに損切りに遭うことがあります。
また、さんざん上昇や下降をしたあとにまだまだいくかなと思って飛び乗るのも危険です。
動けば動くほど利益確定しようとする人も増えてきますので突然反転して損切りになることもあります。
なので今がどの状態なのかを知る必要があるんです。
上のチャートで説明します。
一番右が現在の状態だとすると、今は「下落トレンド中」で、そろそろ一旦終わりかな?ということがわかります。
これは前回の安値付近に迫ってきているからです。
またトレンドかレンジかの判断はボリンジャーバンドの±1σ、±2σ、±3σも参考になります。
チャートで見るとローソク足の上下にうすい青色で表示している6本の線です。
この幅が狭まっているときはレンジ、拡がっているとトレンドというよう見ることができます。
ここまで確認しておけば、
・エントリーするなら大きな流れになるべく逆らわないように
「売り」をメインに考えたほうがいいな。
・でも売ったとしてもそんなには伸びないだろうし、利益確定や逆張り狙いの人による反発があるかもしれないから気をつけてやっていこう。
・いったん少し値段が反発してから売っていったほうがいいかもな。
などと大枠のシナリオをたてることができ、大やけどになる確率はグッと減ります。
実際にこのあとのどのように動いたのかというと・・・
このように一旦反発した後、また徐々に売られる展開になっています。
ですが、これ以上下にいくのは難しそうな感じです。
(すんなり下げていないことから100円という大きなキリ番付近での抵抗が強そうだなとわかる)
これは想定したシナリオの1つですが、いくつかのシナリオが想定できていれば
慌てることもなくなりますし、それに応じたトレードをすることで利益をあげることができるようになります。
参考になれば幸いです。
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