今回はFXやバイナリー取引には欠かせない経済指標のチェック方法や手法について紹介します。
FXの経済指標はなぜ見るのか?
経済指標というのは各国の政府機関などが発表する様々なデータや要人発言などですが、これらは現在の国の状況やこれからの状況を表すので為替や株などに影響を与えます。
なので指標がいつあるか?その内容はどのくらい重要なものなのかを知っておく必要があります。
経済指標を見るのにおすすめのサイト
私が経済指標を見るのに使うのは、次の2つです。
また、スマホでDMMFXアプリの経済指標アラートをセットしています。
サイトチェックだけだと時間を忘れることがあるので、これは入れておくと便利です↓

経済指標のチェックは1カ所だけでなく、必ず複数個所で行うようにしましょう。
色んなサイトを見ればわかりますが、それぞれ指標カレンダーが異なります。
見落とすことで大損害につながるので、複数チェックはとても大事です。
FX経済指標を速報で知るためには
経済指標が特に出ていないのに急に為替が変動した場合、「何が起きた!?」と思うことも多いでしょう。
このような時に私は楽天FXのツイートを確認します。
ツイッターは不要な情報も多く流れてきますが、最速の情報源でもあります。
特に楽天FXは情報の速さと量があるので重宝します。
経済指標の重要度や見方
FXの経済指標は重要度や市場予想値、前回発表値、今回発表値というのが出ていることが多いです。
特に重要度が高い物については注目しておくといいでしょう。
予想に関しては特に気にする必要はありません。
この理由を次に紹介します。
FXの経済指標を使ったトレード手法は有効?
経済指標の予想を気にしなくていいというのは、今の為替がどのくらいそれを織り込んでいるのかわからないからです。
例えば金融政策発表で利上げが発表されるとします。
利上げがあるとその国の通貨が買われるので、米ドルの場合はドル/円などが上昇して円安ドル高になるのが普通です。
ところが利上げが発表されるとドルが売られる時もあります。これは、利上げされると見込んで既にドルが上昇してしまっていた時に起こりやすいです。
このように事前に多くの人が利上げを予想してドルが買われている状態を「織り込んでいる」と言います。
このようなこともあるので、予想してもムダなんです。
では経済指標を利用したトレードはどうでしょうか?
よくあるのは急な値動きを利用したスキャル(数秒から数分の取引)や、両建てやイフダンOCO注文を使った手法です。
経済指標の両建て手法
両建ては売りと買いのポジションを両方持つ方法です。
両方同数持っている場合には損益がほぼ動きませんので、経済指標で影響を受けたくない場合のリスク管理に使う人もいます。
例えば指標直線の黄色枠の部分で両建てをして、どちらかに動いて方向性が確認できてから片方の売買をはずすというのが一般的な手法です。
逆張り的な考え方なら赤丸などの一度止まるところで外して反発を狙うのもありでしょう。
両建て手法を使う場合には両建て可能な口座を使う必要があるのでそこは注意して下さい。
イフダンOCO注文での手法
この手法は水色の線を超えたら順張りでついていくというような手法です。
どのラインに設定するかが肝になるんですが、今の価格の上下にラインを決めて、上のラインを超えたら買い。その時下のラインの注文は同時にキャンセルになるという注文を事前に出しておきます。
これを上に行くパターンと下に行くパターンで2つセットしておくわけです。
指標発表と同時に一方方向に向かう場合には有効ですが、上のチャートのように一度反対方向に動いてから下落するような場合にはダメです。
なのでラインの設定をどこにするかが重要なんですね。ある程度余裕を持たせたほうがよさそうです。
ちなみにスキャルのような30秒以内くらいで完結する取引を繰り返していると、FX国内業者の大半は口座凍結することがありますので、規約などをよく読んでおくとよいです。
私の場合は指標で稼ぐことは考えておらず、むしろそういう時間は避けるようにしています。
そのほうがチャートがキレイに作られやすいですし、トレードシナリオが立てやすいからです。

皆さんは、「確かにこのやり方ならいけそう!」という手法がありますか?
それがわからない、見当たらないから困っているという方は多いと思います。
そして、世の中には有料無料含めて多くの手法がありますが、何が自分に合うのかは「実際に試してみないとわからない」ということもあるかもしれません。
このマニュアルは相場を見るためのコンパスのようなものだと考えています。
現在無料で入手していただけますので、明確な根拠とその組み合わせというものにご興味がある方は、一度手に取ってみていただけたらと思います。